早期英語教育のメリットとデメリット

「早期英語教育は、じっさい子供にとって良いことなのかわからないと考えている人が多いので」早期英語教育のメリットとデメリットが知りたいな。

こういった疑問に答えます。

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目次

早期英語教育のメリットとデメリットのまとめ

この記事の内容

早期英語教育のメリットとデメリットについてまとめました。

・早期英語教育は必要か

この記事を書いている私は、東京の中央区で20年以上英語教室を運営する会社の代表をしています。

日本の学校で教育を受けた娘はバイリンガルに育ち英語ナレーションの仕事ができるネイティブレベルの英語を身につけました。

英語教室では、幼いころから親子クラスやプリスクールに通う大勢のお子さんの成長も見てきました。

こういった背景から早期英語教育は普段から私にとっては身近なところにあります。

そこで今回は、早期英語教育のメリットとデメリットをわかりやすく解説しようと思います。

メリット

  • 脳内に英語部屋が作られるのは幼児期だけ
  • 英語の音の習得が早い
  • 英語習得に必要な時間をたっぷり確保することができる
  • 多文化への適応性
  • 7歳までは母語以外もスムーズに習得できる
  • 大人になってから英語の土台があると有利

脳内に英語部屋が作られるのは幼児期だけ

1歳前になるまでに、言語中枢には「日本語で考える領域」と「英語で考える領域」が作られるので

脳が発達途中の乳幼児期に日本語には無い英語の音を脳に記憶させることができます。

英語の音の習得の早さ

恥ずかしいという気持ちがまだ無い時期なのでリピート練習などでスピーディーに単語やフレーズを覚えることができる。

英語習得に必要な時間をたっぷり確保することができる

小学生になると英語以外の習い事や学校の課題で何かと忙しくなっていきます。乳幼児期は、時間がたっぷりあるので親の努力次第で英語環境をたっぷり与えることができます。

多文化への適応性

幼少期から母語とは違う「音」や「発想」や「文化」に触れる機会を重ねることで、そうした違いを当たり前のものと受け止める感覚が育ち、言語や文化の多様性への寛容さが高まります。

7歳までは母語以外もスムーズに習得できる

言語の習得には一定の年齢(臨界期)を超えると困難になっていくという研究も発表されています。7歳くらいまでは母語以外もスムーズに習得できると言われています。

大人になってから英語の土台があると有利

大人になってから本格的に英語を学ぼうとした場合、幼少期に英語を習得したかしないかによってその習熟度や発音に大きなに違いが出ます。子供のころに英語を習得した人は、大人になってからもその英語の音の記憶を呼び出し使うことができるのです。

デメリット

  • 本人がやりたくないのにやらされている場合がある
  • お金と時間がかかる
  • 日本人としてのアイデンティティーが身につかない場合がある

本人がやりたくないのにやらされている場合がある

自発的学習ではなく、親が決めた習い事のため本人は楽しいと感じられずいやいや感を感じながら何となく英語に通っている場合がある。

お金と時間がかかる

母語以外の言語を習得するまでにはかなりの時間とお金がかかるし、すぐに結果が出るわけではない。

日本人としてのアイデンティティーが身につかない場合がある

幼児期から、海外での生活が長かったりインターナショナル・スクールなど、英語圏の子供たちと一緒に過ごすような環境下で育つと、日本人らしさを失う場合がある。

まとめ:早期英語教育は必要か?

英語教育を含めどんな習い事でも子どもが興味を示しているか、楽しいと思っているかがとても重要です。

子どもの能力を最大限に引き出すためには、親御さんがきっかけを作ってあげる必要はあると考えます。

1日24時間日本語の生活の中で週に数時間英語の時間があっても日本語を忘れてしまうということはありません。

早期英語教育には賛成意見も反対意見もありますが、早期英語教育が必要かどうかわからない場合は、まず始めてみましょう。待っていてもわからないままだしお子さんにとって何の得にもなりません。早期英語教育がお子さんにもたらす未来の可能性は壮大です。

今回はメリットとデメリットをまとめてみましたが、メリットがデメリットを上回ります。

お子さんの未来の可能性を大きく広げるためにも早期英語教育を是非検討してあげてください。

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