赤ちゃんに最初に教えたいサイン。基本の単語3つ【ベビー手話動画付】

赤ちゃんを子育て中のママやパパ
・赤ちゃんとどう接してよいのかわからない … 。
・ 赤ちゃんが人前で急に叫んだり、泣いたりすると困る…。
・ 言葉をしゃべれない赤ちゃんの考えていることが分かると楽しいだろうな…。
・ ベビー手話のサインってどうやってやるの…?
・ ベビー手話の効果やサインの具体的なやり方を知りたい。

そんなお悩みを持つ子育て中のママやパパへ。
長年ベビークラスや赤ちゃんの成長を見てきた結果、ベビー手話(サイン)は親子にとって最高のコミュニケーションツールだということが分かりました。

この記事で紹介する基本の3単語を覚えて実践してみましょう!
英語練習動画付で初心者でも簡単にはじめられます。

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目次

ベビー手話(サイン)のやり方と効果を3つのテーマで解説します。

3つの基本サイン

まずは、この記事を見てくださっている皆さんが一番知りたいと思うこと。

まず最初に覚えていただきたい基本のサインをご紹介します。

最初からたくさん詰め込みすぎると赤ちゃんが混乱してしまうのでシンプルで毎日使える3単語を学びましょう。

✅milk (ミルク)  

あかちゃんにとって毎日必要なものです。最初にこのサインを覚える赤ちゃんも多いです。おっぱいやミルクをあげる前に「milk」飲もうね。と言いながらサインを見せましょう。

✅eat (食べる) 

食べるという動作そのまま表しているので伝わりやすく、誰もが覚えやすいサインです。食事やおやつのたびに、使いましょう。

more (もっと) 

ベビー手話の中でも、人気のある言葉です。簡単な動きで月齢の低いあかちゃんでも使いやすいサインです。

ASL(American Sign Language)アメリカ手話を使うので英語が学べる

ベビー手話は、アメリカで実践されているASL(American Sign Language)アメリカ手話を使った赤ちゃんとのコミュニケーション方法です。

1960代からアメリカで使われ始め、80年代には言語学者などが研究をはじめ90年代には書籍や教材が開発されメディアでも話題になりました。

日常的な簡単な単語を使うので、英語が苦手なパパやママが赤ちゃんと一緒に英語を学ぶことができます。

英語が得意な方には、ベビー手話を取り入れながらご自宅での積極的な英語環境づくりにお役立ていただけます。

ベビー手話で育児をもっと楽しめる

「まだ何もわからない赤ちゃんと一日中2人っきり。とつぜん泣き出すし、手伝ってくれる人も近くにいなくて本当に疲れる。」

そんなママもいるのではないでしょうか。でも、まだしゃべれないだけで、赤ちゃんにはいろいろなことが分かっています。

ベビー手話で赤ちゃんとコミュニケーションできるようになると、赤ちゃんが一人の人間として、意思を持っていることが実感できるようになります。

赤ちゃんが伝えたいことをおててで教えてくれたら、ママやパパの言葉が赤ちゃんに伝わっていることが実感できたら毎日の育児がグンと楽しくなるはずです。

サインを使う際の注意点

実際に初めて赤ちゃんにサインを見せるときの具体的なやり方と注意点を3つお知らせします。

お顔の前でゆっくりとことばも一緒に聞かせましょう。

赤ちゃんに手話を教えるときは、お顔のまえでゆっくりとした動作で行ってください。赤ちゃんの視野は大人よりずっと狭いので、お顔から離れた場所でサインをやるとあかちゃんにとってはどんな動作をしているかわからないからです。

同時に話し言葉で自然に話しかけながらサインを見せてください。「これはミルク」「ミルクだよ。」ではなくて、「さあ、ミルクのもうね。」といつもお子さんに話しかけるように語りかけてください。英語の単語を強調したい場合は、「milk」と動作と一緒に見せてあげてください。

笑顔を忘れずに

ベビー手話を使うときは必ず目を見つめて、笑顔でサインを見せます。

なんだか楽しくて笑っちゃう雰囲気です。ママやパパに笑顔が無かったら「なんだか怒られてるのかな。」と思いサインを受け入れてくれないかもしれません。

赤ちゃんにしっかりサインを見てもらうためにも必ず目と目を合わせてください。今まで子どもと目をしっかり合わせていなかったことに気づく方も多いと思います。

アイコンタクトは親子の一番のコミュニケーションです。まずは愛情いっぱいの笑顔で語りかけてください。

サインを使うタイミングが大切

状況が伴っているときにサインを見せます。

月齢の小さい赤ちゃんは、ミルクという言葉とサインを関連付けて覚えるわけではありません。

ミルクを飲んで幸せになっている気分の時に、「ママがいつもにぎにぎするなぁ」というところから覚え始めます。

つまり、状況とサインとに何らかの関係があるということに気づいて、徐々に覚えていくのです。

ですから、食べてない時に「eat」を教えても何のことだかわかりません。

必ず状況が伴っている時にサインを見せましょう。

20年以上ベビークラスを見てきて今思うこと

ベビー手話を赤ちゃんに教えるのは、生後半年くらいが良いと言われていますが、もっと小さいときから始めても1歳くらいになってからでも全く問題ありません。

1歳くらいではすでに大人の言葉をある程度理解しているのですが、口の周りや舌の筋肉が発達していないため、おしゃべりができません。

一方手の発達は早いので手をにぎにぎしたり、おててを動かすことができるので言葉よりもサインを教えて使うほうが赤ちゃんにとっては簡単なのです。

赤ちゃんはとても賢い

赤ちゃんは、実は私たち大人が思っている以上に賢いのです。

赤ちゃんは、生まれた瞬間から6ヶ月になるまでに、母語を聞き分けているそうです。パパやママが話していることも、赤ちゃんはちゃんと聞いていて、大人の声から必要な音をピックアップしています。

赤ちゃんの将来の言語力に大きな影響を与えるので皆さんも是非沢山話しかけてあげてください。

赤ちゃんが「ブー」とか「「ウー」とか発するのは、でたらめに発音しているのではなく、実は母語をしゃべるための練習をしているのです。

英語圏の赤ちゃんがda da da da daddyのようにアルファベットの音と単語を習得する要領で英語の音を学ぶ方法を紹介しているこちらの記事もお勧めです。

赤ちゃんとママのストレスが軽くなる

泣くという方法でしか、自分の意思を伝えることができない赤ちゃんがサインを使って自分の要求を伝えることができると、赤ちゃんは長々と泣くことが少なくなり、ストレスも軽くなります。

ママにとっても赤ちゃんが、実に様々なことを理解できていることに気づくととても幸せな気持ちになり、ますます赤ちゃんを可愛く感じられるようになります。同時にストレスも劇的に軽減されます。

ネイティブ講師の英語も理解できるようになる

私の英語教室で行っている0歳~1歳児対象の親子クラスでは、2歳になるとプリスクールにステップアップするお子さんも多くいます。

親子クラスでは母子分離クラスへのスムーズなステップアップのために自分で色々なことができるようになるように少しずつ子供たちに教えています。例えば自分の出席ノートを先生に手渡ししたり、2歳に近いお子さんは自分の使った椅子を自分で片付けたりします。

この一連の動作もネイティブ講師が英語で指示するので次は何をやるべきか学びます。子供たちは、スポンジのように様々なことを学びます。英語も一緒に楽しく学んでいきます。

まとめ

ベビー手話(サイン)は親子にとって最高のコミュニケーションツールです。

・まずは3つの基本サインを赤ちゃんに教えよう!

・アメリカ手話を使うので英語が学べる

・ベビー手話で育児がもっと楽しくなる。


*英語のサインを使った0歳~1歳児親子クラスを月島・勝どきで開講中です。お近くの方は是非一度親子クラスに遊びに来てください!

お問い合わせはこちらからどうぞ

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