ベビー手話を始めたい!でもいつ始めるのがいいの?今からでも大丈夫?
そんな疑問を持つ方にむけて、子どもの発達の変化と月齢別ポイントをご紹介します。
こんにちは!Tamaki (@aj_tamaki )です。 この記事を書いている私は、ベビー手話育児法を学び講師の資格を取得し、アメリカ手話クラスの受講経験もあります。
ベビー手話(サイン)はまだおしゃべりできない赤ちゃんとママやパパがアメリカ手話のジェスチャーを使ってお話する育児法です。
べビー手話(サイン)は、いつから始めるといいの?
ベビー手話は教えることそのものが目的ではなく、赤ちゃんが伝えたいことを受け止めてあげて表現できるようにするための手助けをしてあげるコミュニケーションツールです。
赤ちゃんと会話するために使うベビー手話には決まった開始年齢などはありません。生まれたばかりの赤ちゃんにママやパパが話しかけるのと同じくいつからでもスタートすることが可能です。
おすわりができるようになる生後6か月くらいからいろいろなものに興味をもち始め、たくさん反応するようになるので生後6か月くらいが始めるのに良い時期だと言われていますが、スタート時期にこだわる必要はありません。
月齢別ポイント 0~3か月
赤ちゃんの目を見ながらたくさんサインを使って話しかけましょう。赤ちゃんは様々なことを見て学んでいるのでこのころから親子の絆を深めていきましょう。
この時期は、赤ちゃんが一生のうちに一番著しく成長する時期です。自分の体に気づき、手や足を活発に動かすようになります。最初は手足をバタバタ動かし手指は握り反射から自分の手をじっと見て手を広げたり伸ばしたりし始めます。3か月ごろになると首が座ってその後指しゃぶりなども始めます。
赤ちゃんがじっとしている時期なので。この時期にママがサインや英語に慣れるのに最適な時期です。
月齢別ポイント 4~6か月
この時期は、ママの顔や手の動きをじっと見たり、自分の手をじっと見つめたりします。
赤ちゃんの顔の前でしっかりとわかりやすいサインを見せてあげましょう。ミルクを飲むときに「Milk」、もっと欲しい?と聞くときに「More?」など状況に合わせたサインと言葉で話しかけましょう。
首がすわり体がしっかりしてくるため視界が広がり寝返りもできるようになります。喜ぶ、怒るなどの感情も豊かになってきます。手に触れるものをつかんだり、あやすとにっこり笑います。
月齢別ポイント 7~9か月
赤ちゃんが色々なものに興味をもち始め、発達にも個人差が出てくる時期です。赤ちゃんがでできることや好きな事を見極めながらサインで話しかけましょう。赤ちゃんが反応するまではまだ少し時間がかかります。
おすわり、ハイハイをするようになり、視界が広がり好奇心旺盛になります。この時期人見知りや夜泣きを始める子もいます。動作も活発になり記憶力が出始めます。
月齢別ポイント 10~12か月
一人で動けるようになり身の回りの物に興味を示し探究し始めます。赤ちゃんの目線にある身の回りの物の名前とサインを教えてあげましょう。このころにサインが出始める赤ちゃんもいます。
つかまり立ちから伝い歩きを始めます。大人のしぐさの真似を盛んにする時期なのでサインでコミュニケーションをとりましょう。行動範囲が広がり、目が離せなくなります。好き嫌いも出てきて、気に入らないことがあるとひっくり返り泣きわめき、怒ってものを投げたりすることもあります。
月齢別ポイント 1歳~1歳6か月
手指を器用に動かせるようになるので使えるサインの数も増えていきます。ママが見せるサインを短期間で覚えて使えるようになるので色々なサインをたくさん見せてあげましょう。
ヨチヨチ歩きができるようになり、おしゃべりもするようになります。名前を呼ばれると「はーい!」と手をあげて反応します。大人の真似をすることが大好きです。
月齢別ポイント 1歳6か月~2歳
自分の興味のあるものを見つけると指さしてママやパパに伝えようとします。でもまだ言葉でお話しできないので、サインを使ったコミュニケーションが役立ちます。子どもが興味ある物の単語を取り入れて積極的にコミュニケーションをとりましょう。痛いというサインを使って危険を教えてあげるのもお勧めです。
個人差はありますが、「ワンワン」などの1語だけから「ワンワン、いた」などの2つの言葉を使ってお話するようになります。自我が目覚め急にイヤイヤが多くなるのもこの時期の特徴です。子どもが何をつたえたいのかわかってあげられると親子のストレスも軽減します。生活の中にサインを上手に取り入れていきましょう。
月齢別ポイント 2歳~
運動能力や記憶力も発達するのでたくさんのサインを使えるようになります。初めてサインをお子さんに教える場合は、できれば18か月くらいまでに教えてあげましょう。言葉でうまく説明できなくてもママにサインで自分の気持ちを受け止めてもらえれば子どもはとても安心します。
2歳になるとおしゃべりをたくさんするようになります。はじめはサインと言葉を一緒に使ってお話していても、だんだんサインをやらなくなりおしゃべりの割合が多くなります。お子さんがサインを使ってお話してくれる間は、親子で一緒にサインでのコミュニケーションを楽しみながら成長を見守りましょう。
簡単ですぐに役立つサイン3つ【動画】finished, clean up, ouch
シンプルで毎日使える単語を3つご紹介します、今回は、おしまい、おかたずけ、痛い
✅finished (おしまい)
✅clean up (おかたずけ)
✅ouch (いたい)
まとめ
ベビー手話(サイン)のスタート時期は?
- ベビー手話はいつから始めてもOK
- 生後6か月頃がおすすめスタート時期
- できれば生後18か月ごろまでにスタートできると良い。
サインができるようになるのは、赤ちゃんの手指が自分で動かせるように発達してからの1歳前後と言われています。サインがなかなか出なくても親子のコミュニケーションを楽しみながらお子さんの成長を見守りましょう。